今回は、ドライブレコーダーを設置していたおかげで損をせずに済んだ実際に遭遇した2つの事故を例にあげながら解説していきます。
なぜドライブレコーダーをつけようと思ったのか
ドライブレコーダーを設置しようと決めた理由は、
ことがあったからです。
スーパーの駐車場なので、誰に当てられたのかわかりません。
なので、修理は自費でしないといけなくなりました。
他の理由としては、
・以前、脇道を運転中に優先道路へ左折したところ、優先道路を走る車に側面をぶつけられたから
駐車場で車をこすられた
スーパーの駐車場です。誰が隣に止めているかわかりません。
本来なら、事故を起こしたわけですから、警察に届け出をするべきでしょう。
でも、何人の人が駐車場に停車してある隣の車にこすったからと言って、警察に届け出をするでしょうか?
相手の保険で直せないので、自身が加入する自動車保険で車両保険を使うか、車両保険に加入していなければ自費で直すしかありません。
自分が事故を起こしたわけではないのになぜ支払わないといけないの?と思いますよね。
子供を車に乗せることが多くなった
子供が生まれ、後部座席のチャイルドシートに子供を乗せて運転することが多くなりました。
また、保育園の送り迎えのために妻が運転する機会も増え、「お守り」としてドライブレコーダーを設置しました。
以前の事故の経験から
Aが優先道路を走行中、左折しているBの車に衝突した。という事故です。
AとBどちらが過失割合が高いと思いますか?
私はBの車を運転していました。当然、Aの車がぶつかってきたわけですから、Aの車が悪いとばかり思っていました。
実際に事故をしたあとは、謝るのはAの運転者であって、私ではありませんでした。
でも、保険会社同士の話し合いでは、過失割合が高かったのは、Bの車を運転する私でした。
この経験から、状況証拠はすべての過失割合を決定する決定的な証拠となる!ということを学ぶことができました。
ドライブレコーダーは「お守り」の役目を果たした
もちろん、何もないのが一番です。
「ただ、ドライブレコーダーを設置しただけで、必要なかったね」と言えるのが一番いいでしょう。
でも、交通事故に遭うか遭わないかは運次第のところがあります。
あなたが縁石や中央分離帯に乗り上げた場合の単独事故は、運転中注意不足だったことが原因でしょう。
でも、交通事故は相手のあることですから、追突事故など、避けたくても避けようもありません。
事故に遭ってしまったときに、あなたの身を守ってくれる「お守り」的存在なのが、ドライブレコーダーです。
追突事故のケース
「信号待ちをしているときに追突された」、「渋滞中に追突された」など追突事故の場合は、避けようもない事故です。
追突事故の場合、相手がぶつかってくる事故なので、本来は追突事故されたあなたに過失はありません。
ですが、「急ブレーキをかけた」と相手に主張され、そのことが認められてしまえば、あなたには3割の過失が認められることになってしまいます。
相手が素直に事故の状況を話してくれればいいのですが、やはり、自己防衛が働くのでしょう。
前を走るあなたにも過失があったんじゃないですか?と疑われる可能性はあります。
しかも、後方にカメラがついていた場合は、事故前の相手の行動が録画されています。
脇見運転や電話しながら運転していたのにも関わらず、自分に不利になる情報を警察に言わなかったらどうでしょう。
本来の事故の真実とは異なってしまいます。
ドライブレコーダーは種類がたくさんあってどれを選んでいいか迷うと思います。 実際に私もドライブレコーダー選びはかなり迷いました。 車を2台所有していましたので、 1台は前方のみで300万画素 1台は前後で200万[…]
駐車場で車をこすられた
誰も車に乗っていなければ怪我はありません。
交通事故に遭って怪我がないのはいいことですが、車の修理をしないといけません。
ドライブレコーダーは、エンジンをオフにしている状態でも、衝撃が加われば、その前後数秒を録画してくれます。
なので、こすった相手は誰だったのかすぐに分かります。
もし、当て逃げされていたとしても、車のナンバーが見えるので、警察へ報告することもできます。
車にドライブレコーダーを搭載していると、当て逃げする車も逃げにくくなり、当て逃げの抑止力にも繋がります。
ドライブレコーダーを設置していたおかげで、駐車中の当て逃げも無事犯人を特定することができ、自費で修理代を払う必要もなくなりました。
ドライブレコーダーは「お守り」
交通事故はいつ起きるか分かりません。
あなたが加害者になるかもしれませんし、被害者になるかもしれません。
どちらになるにしても、ドライブレコーダーで映像を残しておくことで、実際に起きた事故以上に状況が悪くなることはありません。
一番大切なのは、損をしないことです!
過失割合は保険会社同士の話し合いによって決まります。
事故現場で警察に。「あなたは悪くありませんよ」と言われていたとしても、警察は民事には介入できないので、警察は過失割合は決めることができません。
後々になって過失割合を引き上げられるなんてことはよくあるみたいです。
本当は悪くないのに悪くなってしまったなど、過去に事故の経験がある方がドライブレコーダーを設置することが多いみたいです。
でも、交通事故に遭ったときにドライブレコーダーがなかった!では意味ありません。
ドライブレコーダーはあなたの身を守ってくれる「お守り」です。
トラブルは未然に回避するに越したことはありませんよね!