正社員として仕事をしている共働き夫婦にとっては、日々の家計のやりくりは給料から賄うことができます。
なので、投資で資産を増やす目的は、日々の生活費のためではなく、「老後のため」や「将来の不安を解消するため」となります。
共働き家庭で貯金を毎月しっかりとできている家庭は残りの資金で投資をしてみようと考えている家庭も少なくありません。
バンガードは低コストインデックスファンドのリーダーとして世界中の投資家から支持されています。
今回は、投資を調べていくと必ず一度は耳にするバンガードの魅力と共働き夫婦ができる資産運用について解説していきます。
【インデックス投資】世界3大運用会社- 「ブラックロック」「バンガード」「ステート・ストリート」
世界三大運用会社と言えばこの3社でしょう。
そして、マーケットシェアは上記のようになっています。
Rank Fund(ファンド) Market Total Assets(運用資産) 1 BlackRock(ブラックロック) U.S. $5,975,818(約698兆円) 2 Vanguard Group(バンガード) U.S. $4,866,611(約572兆円) 3 State Street Global(ステート・ストリート) U.S. $2,511,297(約287兆円) Willis Towers Watson:ウイリス・タワーズワトソン、『世界の運用資産規模トップ500社の運用会社ランキング』を発表から引用
金額が大きすぎるのでどれくらい規模が大きいのかよく分かりませんよね。
日本経済新聞から出典
なんと、日本の株式の時価総額を3社で上回るほど巨大です。
そして、世界株式の時価総額は、86兆USドル(2019.12月時点)なので、この3社だけで世界株式の時価総額の10%に匹敵する規模です。
「ブラックロック」「バンガード」「ステート・ストリート」の特徴
世界の株式時価総額の10%を占める巨大資産運用会社ですが、どんな特徴があるのでしょうか?
まずはそれぞれの違いから見ていきましょう。
BlackRock(ブラックロック)の特徴
【iShare】のETFが有名です。
ETFのラインナップが豊富です。
https://www.blackrock.com/jp/individual/ja
Vanguard Group(バンガード)の特徴
注目するところは、平均経費率です!
毎年下がっていく傾向にあります。
https://www.vanguardjapan.co.jp/retail/home.htm
State Street Global(ステート・ストリート)の特徴
世界で一番運用残高が高いのはSPYです。
https://www.statestreet.com/about/office-locations/japan-japanese-version.html
なぜ「バンガード」がオススメ?
バンガードはなんと言っても低コスト!低経費率!
世界で最も投資で成功したウォーレン・バフェット氏もバンガードのインデックスファンドを推奨しています。
私から管財人へのアドバイスはこれ以上ないほどシンプルです。「10%の現金で米国短期債を買い、残る90%の現金でS&P500に連動する非常に低コストのインデックスファンドを買う」のが良いと思います。(私はバンガードのインデックスファンドを勧めます)。
この方針で運用された信託財産の長期間のパフォーマンスは多くの投資家と比べて優れたものになるでしょう-例えば高いコストでファンドマネージャーを雇っている年金基金や運用機関などよりも、です。
運用資産残高から見ると、ブラックロックが第一位ですが、なぜオススメは「バンガード」なのでしょうか?
圧倒的に低い経費率!
とくかく低経費率!に尽きます。
バンガードの会社の構造が低経費率を可能にしています。
本来でしたら、ファンドを外部の投資家によって所有されています。なので、運用に応じて配当を支払わないといけません。
しかし、バンガードは投資家自身がバンガードを所有しているため、外部の投資家に払う配当金などのコストを抑えることができます。
投資にかけることのできる「時間」と「資金」はそれぞれ違います。
しかし、信託報酬などの費用は運用を10年している人も、1年しかしていない人も同じです。
特許を取得しているバンガードETFの構造
バンガードのETFは既存のインデックスファンドと合同運用することでスケールのメリットを活かしています。
そして、効率的且つ低コストで安定した運用を実現しています。
投資家が唯一コントロールできるのは費用(コスト)のみ
運用結果は誰にも分かりません。過去を振り返ってみて結果的にリターンは「〇〇%だった」と言えるだけです。
このコストをいかに安く抑えることができるかで投資のリターンは大きく影響していきます。
以下の図は、10年でS&P500のリターンは7.31%だったのに対して、投資家が受け取った実際のリターンは4.23%でした。

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7割のアクティブファンドはインデックスファンドに勝てない?
そして、もう一つは信託報酬などの費用です。アクティブファンドはインデックスファンドに比べて、経費率が高いです。
じゃあ良い運用結果がもたらされているかと言うと実はそうではありません。
7割以上のアクティブファンドはインデックスファンドに勝てないという結果がでています。
米国では、アクティブファンドの9割がインデックスファンドに勝てないという調査結果がでています。S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズが2016年上半期の株式ファンドの運用成績を発表し、このような結果を明らかにしました。米国の大型株・中型株・小型株で運用するアクティブファンドの総収益率は、1年、5年、10年すべての期間で9割がインデックスファンドの総収益率を下回ったのです。
ウォーレン・バフェットがヘッジファンドと2007~2017年の10年間でS&P500とどっちがリターンが多いか勝負したものがあります。
もちろん、インデックスファンドを推すバフェット氏はS&P500が勝つ方に賭けたのですが、結果は?
某ファンドが選りすぐった5本の個別ファンド(ファンド・オブ・ファンド)が、S&P500の成績を上回るかどうかに賭けたのである。結果は明らかである。10年間でS&P500が125.8%(約2.3倍)上昇したのに対して、5本のファンドのうち成績の良いものでも87.7%しか増えず、最悪ファンドの場合たった2.8%の増加であった。
ということです。
投資において平均点を狙いに行く手法は結果的に市場のリターンをまるごと受け取ることが出来ます。 平均点と聞くと、もっとリターンを狙えるのではないか?と思ってしまいますが、実は、長期投資においてリターンは平均化していきます。 なので[…]
世界中の投資家から支持される「バンガード」


そして、低コストのインデックスファンドと言えば「バンガード」
市場をまるごと買うことで、市場のリターンをすべて受け取ることが出来ます。
そして、市場の平均は、ただの平均ではなく、最高のリターンをもたらしてくれる最高の平均です。

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