結婚が決まり、新居に引っ越してこれから共同生活を始める方は幸せの絶頂だと思います。
家具や家電などのインテリアをどうするとか、将来の生活をどのようにしていこうかとか考えるのが楽しい時期でしょう。
かと言って、夫婦の時間を楽しむために旅行三昧や趣味にばかりお金を使っていては、子供が生まれてから大変なことになります。
今は、お互いフルタイムで共働きなので、お金に余裕があるかもしれません。
しかし、育休中に入ると給料がなくなり育休手当に切り替わりますが支給額が減り家計が苦しくなります。
・時短で職場復帰後、フルタイムのときより4~6万円手取りが下がる
・保育園料月5~7万円がさらに追加出費
共働き夫婦でも結婚したらすぐに夫婦で貯金を始めて、無償化対象になる3歳までの分の保育料120~180万円を子供が生まれる前までに貯めることが大切です!
そして、子供が生まれてからの保育園料と時短勤務による給料の減少に備える必要があります。
育休手当はフルタイムで働いていたときよりどれくらい減る?
産休育休に入ると、手当はもらえますが、給料をもらっていたときと比べると、かなり減ります。
育休中は社会保険料の負担がないので、最初の6ヶ月は給料の手取りくらいもらえます。しかし、6ヶ月を過ぎると手当が半分になるので、家計が一気に苦しくなります。
育休手当は、ボーナスを含まない計算なので、単純にボーナス分手取りが減ることになります。
が上乗せでかかります。手取りが減ったところへ追加の費用がかかるわけですから、貯金を取り崩さないといけないかもしれません。
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時短で職場復帰、給料は4~6万円減る? 保育園料に月5万円のに出費?!
育休を終え、職場復帰するとすると、時間勤務を選択することが多いんじゃないでしょうか?
子供との時間が多くとれる反面、フルタイム勤務に比べると、手取りが4~6万円下がります。
職場復帰をするにしても、時短勤務で職場復帰するのか、フルタイムで職場復帰するのか選択しないとけません。 では、時短とフルタイムではどれくらいの収入の差があるのでしょうか? 8時間→6時間に時短すると基本給は25%カット!初任給並みに[…]
しかし、0歳や1歳の子供を保育園に預けてフルタイム勤務はかなりキツいですし、体力がもちません。
給料は減ると分かっていても時短勤務を選ぶ方の方が多いでしょう。
保育園料が月5万円ほど
そして、時短勤務で職場復帰する場合ということは、当然ですが子供を保育園やこども園に預けないといけないということです。
自治体によっても保育園料の上限が違いますが、大体月5~7万円の費用が発生します。
妊娠が分かってからではもう遅い!結婚したらすぐに家族で貯金体質に
共働き夫婦の場合は、それぞれの給料から夫は家賃や光熱費、妻は日用品と食費と分けて管理しているパターンが多く見られます。
ですが、この方法だとお互いの個人の支出については干渉しないことになり、家計が見える化されていません。
趣味にいくら使っているとか把握できていませんし、貯金額も知らないというケースもあります。
子供がいないときはいいかもしれませんが、子供ができると家計が一気に苦しくなり、貯金を取り崩しながら生活をしないといけない!ということにあります。
なので、夫婦の支出をすべて把握して、夫婦のお金は夫婦で管理するのがベターです。
お互い仕事をしていると、財布は別管理ということも珍しくありません。 一般的に見て、夫婦別財布は家計はうまくいかない、と言ったような記事も見かけます。 でも、夫婦別財布でもうまくいきます! なぜうまくいくのか? その答[…]
ファイナンシャルプランナーの深田晶恵さんも夫婦でしっかりと家計管理する大切さを説明しています。
共働きで貯めているつもりが、あまり貯まっていない。そんな失敗家計から抜け出し、手間をかけずに貯められる、いまどきの共働き…
共働き夫婦の家計管理は共同口座で夫婦で管理するべきです。実際に夫婦共同名義の口座を作れるわけではありませんが、夫婦で「家計を見える化」して管理することは大切です。
3年分の保育園料180万円を子供が生まれる前に貯めることができる家計管理を
子供が生まれると、予定していた以上に支出が増えます。
「あれもほしい、これも必要」となり、どんどん膨れ上がっていきます。
一方で仕事は時短勤務で手取りは下がり、保育園料も重くのしかかります。
そこで、保育無償化の対象となる3歳児までの保育園料を結婚してから妊娠が分かるまでに貯めておくことができれば、家計管理は一気に楽になります。
保育園料の貯金が前もってできる家計管理をすることで、時短勤務による給料減と想定外の出費に備えることができます。
いくら貯めるべきかというのは、目安ですが、
・1歳から保育園に預ける場合…月5万円(年60万円) × 2年分 = 120万円
想定される保育料を貯金とは別に上乗せで貯めることができる家計は節約に成功してる
結婚したらまず夫婦の支出をすべて計算することから始めるのがいいと思います。
そして、家族で必要なお金はどれくらいなのかを把握して、給料に応じて負担割合を変更していったらいいのではないでしょうか。
節約意識を持つことは大切ですが、節約する目的がないと毎日の生活が息苦しいものになってしまいます。
なので、保育料を貯めて時短勤務時の収入減に備える!などと決めておけば、その分を確保できれば、それ以外のところは、自然と浪費しなくなります。
結婚後すぐに教育資金の準備を始めなければ、さらに月5万円以上使えないお金が増えることになってしまうところでした。
なので、結婚したらすぐに子供の教育資金を貯めて、時短勤務と保育園料のダブルパンチによる家計へのダメージを最小限に抑えることをおすすめします。
結婚したらすぐに想定される保育料月5~7万円を夫婦の貯金とは別に貯めていくことができる家計は、節約意識が高い家計だと言えます。
それ以外の細かいところは気にしなくてもいいでしょう。